士別町(読み)しべつちよう

日本歴史地名大系 「士別町」の解説

士別町
しべつちよう

大正四年(一九一五)から昭和二九年(一九五四)まで存続した上川郡の町。現士別市の中央部を占めた。大正四年四月に一級町村制を施行した士別村が、一一月に士別町と改称して成立翌年の戸数一千八八六・人口一万一千二六三(士別市史)。大正五年士別電気株式会社が創業し、初めて電灯がついた。同六年天塩倉庫が設立され、日本製麻株式会社士別製線工場が創業。同八年北海道酒精株式会社・士別煉瓦製造販売合資会社・天塩水力電気株式会社・士別商事株式会社が創立された。また同年士別軌道株式会社が創立された。翌九年士別陶器株式会社、同一一年合資会社北斗煉瓦所が創業。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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