士別(読み)しべつ

精選版 日本国語大辞典 「士別」の意味・読み・例文・類語

しべつ【士別】

北海道北部の地名天塩(てしお)川の上流域にあり、明治三二年(一八九九)、屯田兵約一〇〇戸が入植し、本格的な開拓が始められた。稲作酪農ほかサトウダイコン栽培、製糖工業が盛ん。寒冷な気候を利用して、耐寒試験を行なう企業も多い。昭和二九年(一九五四市制

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デジタル大辞泉 「士別」の意味・読み・例文・類語

しべつ【士別】

アイヌ語で、大きい川すなわち本流の意のシ‐ペッから》北海道北部、名寄なよろ盆地南部の市。明治32年(1899)屯田兵とんでんへいが入植。米作中心の農業畜産が盛ん。平成17年(2005)9月朝日町合併。人口2.2万(2010)。

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