壮盛(読み)ソウセイ

デジタル大辞泉 「壮盛」の意味・読み・例文・類語

そう‐せい〔サウ‐〕【壮盛】

[名・形動]若くて元気がよいさま。また、若い盛り。
みづから修むるの志気、次第に―なることを得べきなり」〈中村訳・西国立志編

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精選版 日本国語大辞典 「壮盛」の意味・読み・例文・類語

そう‐せいサウ‥【壮盛】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 若く盛んなこと。また、そのさま。わかいさかり
    1. [初出の実例]「日本の人は壮盛(サウセイ)にても、かやうの饌食をくらはば飽満し、滞塞して病おこるべし」(出典養生訓(1713)七)
    2. [その他の文献]〔戦国策‐燕策・王喜〕

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普及版 字通 「壮盛」の読み・字形・画数・意味

【壮盛】そう(さう)せい

若くて元気。〔戦国策、燕三〕今太子、(田)光の壯の時を聞き、吾がの已(すで)にせるを知らず。~善き軻、ふべきなり。

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