壮美(読み)ソウビ

デジタル大辞泉 「壮美」の意味・読み・例文・類語

そう‐び〔サウ‐〕【壮美】

[名・形動]
壮大で美しいこと。また、そのさま。「壮美王宮
壮麗で崇高な感じがする美しさ。
「かの耶蘇やその死などは…限りなく―だ」〈実篤幸福者

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精選版 日本国語大辞典 「壮美」の意味・読み・例文・類語

そう‐びサウ‥【壮美】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 雄大で美麗なこと。また、そのさま。美学で、美の分類上、壮麗、崇高な感じの美。形態の点でも大きく壮麗でしかも高尚な内容の対象物が与える美感をいう。荘厳な美。
    1. [初出の実例]「此堂の造営皎潔にして、地所の壮美なること、欧洲にても殆ど比類なき堂なるべし」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉一)
    2. [その他の文献]〔詩経‐大雅・文王〕

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普及版 字通 「壮美」の読み・字形・画数・意味

【壮美】そうび

壮麗。

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