声聞界(読み)ショウモンカイ

デジタル大辞泉 「声聞界」の意味・読み・例文・類語

しょうもん‐かい〔シヤウモン‐〕【声聞界】

仏語。十界の一。声聞境界

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 しだい 名詞

精選版 日本国語大辞典 「声聞界」の意味・読み・例文・類語

しょうもん‐かいシャウモン‥【声聞界】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。十界の第七。十界を凡夫聖者の二類に分け、地獄餓鬼・畜生・修羅人間天上を六凡とし、声聞・縁覚・菩薩・仏を四聖とした中で七番目の声聞の境界。すなわち、四諦(しだい)法理を悟る聖者の境界。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android