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四聖 シショウ

デジタル大辞泉の解説

し‐しょう〔‐シヤウ〕【四聖】

菩薩(ぼさつ)縁覚(えんがく)声聞(しょうもん)

阿弥陀仏観世音菩薩大勢至菩薩・大海衆(だいかいしゅう)菩薩。
鳩摩羅什(くまらじゅう)の弟子の、道生僧肇(そうじょう)・道融・僧叡(そうえい)。
東大寺の、本願主聖武天皇開基良弁(ろうべん)勧進行基導師菩提僊那(ぼだいせんな)

し‐せい【四聖】

釈迦(しゃか)キリスト孔子ソクラテスの四人の聖人。→四聖(ししょう)

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大辞林 第三版の解説

ししょう【四聖】

〘仏〙
仏・菩薩・縁覚・声聞の称。
阿弥陀仏・観世音菩薩・大勢至菩薩・大海衆菩薩の称。
東大寺建立における、本願の聖武天皇、開基の良弁ろうべん、勧進の行基、導師の婆羅門僧正の総称。 → しせい(四聖)

しせい【四聖】

釈迦・キリスト・孔子・ソクラテスの四人の聖人。世界の四聖。 → ししょう(四聖)

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

四聖
しせい

4人の聖人の意。世界では4人の偉大な思想家である中国の孔子(こうし)、インドの釈迦(しゃか)、ユダヤのイエス・キリスト、ギリシアのソクラテスをいい、日本では奈良時代の仏教家として著名な聖武(しょうむ)天皇、婆羅門(ばらもん)僧正、行基(ぎょうき)、良弁(ろうべん)をさす。なお仏教では、十界の上位にある仏界、菩薩(ぼさつ)界、縁覚(えんがく)界、声聞(しょうもん)界を聖なる世界の意で四聖の名でよぶ。[田所義行]

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世界大百科事典内の四聖の言及

【東大寺】より

…金鐘寺以来当寺の建立に尽力した良弁(ろうべん)は,同年5月に東大寺別当に補せられ,諸大寺の別当職の先例を開いた。中世には発願聖武天皇,開眼師菩提僊那,勧進行基と良弁を四聖と称し,4人の協力による創建とみて,四聖建立の伽藍ともいわれた。造営をつかさどった造東大寺司は四等官により構成され,工事に名を伝えた工匠として大仏師国中連公麻呂,大鋳師高市大国・真麻呂・柿本男玉,大工(おおいたくみ)猪名部百世・益田縄手や仏師李田次麿などが有名で,公民の力役による労働力と,信仰により自発的に奉仕した者も多かったことは《造寺材木知識記》で判明する。…

※「四聖」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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