売食(読み)うりぐい

精選版 日本国語大辞典 「売食」の意味・読み・例文・類語

うり‐ぐい‥ぐひ【売食】

  1. 〘 名詞 〙 所有している衣類調度財産などを売却し、その代金で日々の生計を立てること。たけのこ生活。
    1. [初出の実例]「金の釜を売喰にする」(出典:俳諧・西鶴大矢数(1681)第三六)

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普及版 字通 「売食」の読み・字形・画数・意味

【売食】ばいしよく

煮売り。〔晋書、明帝紀〕(王敦はしむ。(げきりよ)(はたご)の賣の嫗(う)を見、七寶の鞭(むち)を以て之れに與へて曰く、後、騎の來(きた)るらば、此れを以て示すべしと。俄(には)かにして至る。~嫗曰く、去ること已にしと。因りて鞭を以て之れに示す。~かにるるをたり。

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