デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「夏目荘次」の解説 夏目荘次 なつめ-そうじ 1831-1880 幕末の武士。天保(てんぽう)2年生まれ。豊後(ぶんご)(大分県)岡藩士。荻野流の砲術家。肥前島原(長崎県)の中島名左衛門を砲術師範にまねき,兵制の改革をおこなった。王政復古をこころざし,小河(おごう)一敏らとともに京都にむかったが,文久2年の寺田屋事件で挫折(ざせつ)した。明治13年3月13日死去。50歳。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例