デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「多入鹿」の解説 多入鹿 おおの-いるか 759-816 平安時代前期の公卿(くぎょう)。天平宝字(てんぴょうほうじ)3年生まれ。平城(へいぜい)天皇に近侍し大同(だいどう)4年山陽道観察使兼左京大夫となる。5年観察使廃止により参議にすすむが,同年薬子(くすこ)の変に連座して解任され,讃岐守(さぬきのかみ),ついで安芸(あきの)守,讃岐権(ごんの)守となった。弘仁(こうにん)7年10月3日死去。58歳。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例