最新 地学事典 「多船式データ取得法」の解説
たせんしきデータしゅとくほう
多船式データ取得法
multi-vessel seismic acquisition method
海上地震探査において,ケーブル船と発震船からなる複数の船舶を用いたデータの取得方式。それぞれ1隻の場合は二船式とも呼ばれる。屈折法および反射法地震探査に使用。一方,海上三次元調査においては,多様な方位角(マルチアジマス)をもつ高品質の三次元記録を効率的に取得する目的で利用。多数本のケーブルを曳航する三次元物理探査船の周囲に発震船を配置し,交互発振方式や,発振記録を重ねて収録する同時発振方式(simultaneous shooting)によりデータが収録。特殊な方式として,詳細な不均質構造イメージングに寄与するDual Coil Shooting法という三次元探査法もある。参考文献:青木直史ほか(2013) 石油技協,Vol. 79: 79
執筆者:青木 直史
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

