多識(読み)タシキ

精選版 日本国語大辞典 「多識」の意味・読み・例文・類語

た‐しき【多識】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 多くの事を知っていること。知識が広いこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「博文多識、胸中に滞る者は食傷の病也といへり」(出典:集義和書(1676頃)一四)
    2. [その他の文献]〔易経‐大蓄卦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「多識」の読み・字形・画数・意味

【多識】たしき

多く識る。博識。〔唐書遂良伝〕(よろこ)んで曰く、人の身を立つる、以て學無(なか)るべからず。良は謂(いはゆる)多君子なる哉(かな)と。

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