夜回り(読み)ヨマワリ

デジタル大辞泉 「夜回り」の意味・読み・例文・類語

よ‐まわり〔‐まはり〕【夜回り/夜×廻り】

夜、警備のために所定地域や建物内を見回ること。特に、冬の夜、火災防止のために拍子木などを打ちながら町内を見回ること。また、その人。夜警夜番 冬》
[類語]夜番夜警寝ずの番不寝番

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精選版 日本国語大辞典 「夜回り」の意味・読み・例文・類語

よ‐まわり‥まはり【夜回・夜廻】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 警戒警固用心などのため、夜間に巡回すること。また、その人。夜番。夜行。夜警。夜めぐり。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「凡行夜(よまはり)者。八省院豊楽院。門部毎夜各一人」(出典延喜式(927)四六)
  3. 記者などが、夜に取材先を巡回すること。
    1. [初出の実例]「運動部の記者たちも、久しぶりで夜回りをさせられた」(出典:完全試合(1961)〈佐野洋〉四)

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