デジタル大辞泉 「夢想流」の意味・読み・例文・類語 むそう‐りゅう〔ムサウリウ〕【夢想流】 江戸時代、御殿女中などの髪の結い方の一。笄こうがいを抜くと下げ髪になる。片はずし・下げ下地の類。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「夢想流」の意味・読み・例文・類語 むそう‐りゅうムサウリウ【夢想流】 〘 名詞 〙 近世の御殿女中の結髪法の一つ。普段は片はずしにしておき、儀式のときに笄(こうがい)を抜き取り下げ髪にする方法。二通りに変化するところからこの名で呼ばれたという。[初出の実例]「髪はかうがい島田わげ、御所の女中のむそふ流」(出典:随筆・天和笑委集(1684‐88頃)八) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例