夢洲(読み)ゆめしま

共同通信ニュース用語解説 「夢洲」の解説

夢洲

夢洲ゆめしま 総面積約390ヘクタールの大阪湾人工島で、2025年国際博覧会(万博)の会場予定地。かつて大阪府・市が誘致を目指した五輪選手村が造成されるはずだったが、誘致の失敗後は開発が停滞していた。万博は25年5月3日~11月3日の185日間開かれ、人工知能など先端技術を駆使した展示が検討されている。大阪府・市はカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致も推進しており、24年にも開業する可能性がある。

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知恵蔵mini 「夢洲」の解説

夢洲

大阪湾(大阪市此花区)の人工島。総面積390ヘクタール、地盤高9メートル超。2017年3月現在、太陽発電システム(13年運用開始、発電規模10メガキロワット)や夢洲コンテナターミナルなどが設置されている。13年には阪神高速淀川左岸線が開通し、地下鉄中央線コスモスクエア駅~夢洲~舞洲のバスルートも開設された。17年2月には、大阪府・市、経済3団体が夢洲を国際観光拠点とする「夢洲まちづくり構想案」をまとめており、カジノを組み込んだ統合型リゾート(IR)誘致を計画している。同年4月11日には夢洲を会場とする予定の「2025年国際博覧会(万博)」の大阪誘致が、政府により閣議了承された。

(2017-4-13)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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