大世帯(読み)オオセタイ

精選版 日本国語大辞典 「大世帯」の意味・読み・例文・類語

おお‐せたいおほ‥【大世帯】

  1. 〘 名詞 〙おおじょたい(大世帯)
    1. [初出の実例]「何程の大世帯も、捌(さば)きかねまい女房じゃと、いはせうと思ふたに」(出典浄瑠璃生玉心中(1715か)中)

おお‐じょたいおほ‥【大世帯】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 一軒の家に家族奉公人などが多くいること。また、その暮らしむき。おおせたい。
  3. 所有している土地財産資産などが大きいこと。大身代。大身上。
  4. ある集団で、その構成員が多いこと。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android