…三手先以上では組物の間に斜めの尾垂木(おだるき)が入り,中世以降では二手先でも尾垂木を入れたものがある。垂木は一重のもの(一軒(ひとのき))と二重のもの(二軒(ふたのき))があり,まれに三重のものがある。二軒の下の垂木は地垂木といい,上の垂木を飛檐(ひえん)垂木という。…
…木造建築では柱通りあるいはそこから持ち出して軒桁を通し,垂木(たるき)を斜めに架けて構成されており,柱や壁を風雨からまもる重要な役割を果たす。日本建築の軒は地(じ)垂木だけの一軒(ひとのき),地垂木と飛檐(ひえん)垂木からなる二軒(ふたのき)のほか,まれに飛檐垂木を二重に設けた三軒(みのき)があり,さらに垂木の打ち方によって平行である繁(しげ)垂木と疎(まばら)垂木,ほぼ放射状となる扇垂木,隅だけ放射状の隅扇垂木,それに垂木を打たない板だけの板軒などに分かれる。したがって,二軒繁垂木,一軒板軒というように表示する。…
※「一軒」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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