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大久保今助 おおくぼ いますけ

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

大久保今助 おおくぼ-いますけ

1757-1834 江戸時代後期の興行師。
宝暦7年生まれ。17歳のとき江戸にでて,水戸藩の御用達(ごようたし)として富を得,文化のころには中村座の金主(きんしゅ)となり,歌舞伎の興行師となった。鰻丼(うなどん)をはじめてつくらせた人物としても知られる。天保(てんぽう)5年2月4日死去。78歳。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

大久保今助

没年:天保5.2.4(1834.3.13)
生年:宝暦7(1757)
歌舞伎の金主(興行主)。水戸亀作村(常陸太田市)出身(あるいは辺垂村=同県大宮町とも)。中間奉公をしたのち,江戸で老中水野忠成の用人土方縫殿之助に取り入り,土木請負業で財をなす。水戸藩御用達,500石,苗字帯刀を許される。文化4(1807)年拾った金で買った富くじが当たり,その金で中村座の金主となり,大坂から3代目中村歌右衛門を呼んで大儲けをしたという。座元にかわって中村座の経営に当たり,金で人気役者を集め,役者給金高騰の原因を作った。中村歌右衛門とは金銭上の問題で訴訟も起こしている。文政12(1829)年,徳川斉昭の水戸藩主擁立に反対の立場をとり失脚。京橋通りに住み「京橋様」と呼ばれた。きわめて多忙だったことから,飯と鰻を一緒にして,さめないうちに食べられる鰻丼を発明した。<参考文献>長谷川伸『素材素話』

(古井戸秀夫)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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