大久保忠員(読み)おおくぼ ただかず

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大久保忠員」の解説

大久保忠員 おおくぼ-ただかず

1510-1583* 戦国-織豊時代の武将
永正(えいしょう)7年生まれ。大久保忠茂の子。大久保彦左衛門の父。松平広忠,徳川家康家臣。兄忠俊らとともに広忠の岡崎帰城実現のため尽力する。永禄(えいろく)6年の三河(愛知県)一向一揆(いっき)では一族とともに上和田砦(とりで)をまもり,家康をささえた。天正(てんしょう)10年12月13日死去。73歳。通称は甚四郎,平右衛門。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android