デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大久保忠尚」の解説 大久保忠尚 おおくぼ-ただひさ 1825-1880 江戸後期-明治時代の神職,軍人。文政8年生まれ。大久保春野の父。国学者八木美穂(よしほ)にまなぶ。のち郷里の遠江(とおとうみ)(静岡県)にかえり,家職の淡海国玉(おうみのくにたま)神社祠官をついだ。戊辰(ぼしん)戦争では,遠州報国隊を組織して新政府軍に協力。維新後は海軍主計大監,少書記官をつとめた。明治13年6月18日死去。56歳。通称は縫殿之助。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例