大久保踊(読み)おおくぼおどり

改訂新版 世界大百科事典 「大久保踊」の意味・わかりやすい解説

大久保踊 (おおくぼおどり)

兵庫県南あわじ市八木大久保に伝承されている盆踊大太鼓拍子木のリズムで音頭取が歌をうたう。男踊と男女が組になって踊る曲とがあり,〈淀の車〉〈三階松〉などの男踊は,青年たちが浴衣で踊る。組踊は,義太夫歌舞伎をもじった〈寺子屋〉〈土橋〉などの口説歌につれて,男は武部源蔵与兵衛,女は千代,累(かさね)になった気分で刀と経机,鎌と菅笠などの採物(とりもの)を持ち,打ち合わせながら踊る。採物を芝居に結びつけた仕組踊である。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 茂子 中村

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月節 (12月前半) のことで,太陽の黄経が 285°に達した日 (太陽暦の1月5日か6日) に始り大寒 (1月 20日か 21日) の前日までの約 15日間...

小寒の用語解説を読む