精選版 日本国語大辞典 「大仏供養」の意味・読み・例文・類語 だいぶつ‐くよう‥クヤウ【大仏供養】 [ 1 ] 〘 名詞 〙① 大仏を供養すること。② 「だいぶつかいげんくよう(大仏開眼供養)」の略。[初出の実例]「同六年三月十三日、大仏供養あるべしとて、二月中に鎌倉殿又御上洛あり」(出典:平家物語(13C前)一二)[ 2 ] 謡曲。四番目物。各流。作者未詳。平家の遺臣悪七兵衛景清は京都清水に参籠(さんろう)中、頼朝が奈良東大寺の大仏供養を行なうと聞き、奈良に住む母を訪れて頼朝を討つ決心を語りいとまごいをする。やがて社人に姿をやつして頼朝に近づくが、その家来に発見されのがれ去る。金春流では「奈良詣(ならもうで)」という。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「大仏供養」の解説 大仏供養(通称)だいぶつくよう 歌舞伎・浄瑠璃の外題。元の外題大仏供養略縁記 など初演享保8.1(大坂・大和山座) 大仏供養だいぶつくよう 歌舞伎・浄瑠璃の外題。初演明治19.2(東京・中島座) 出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報 Sponserd by