デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大伴潔足」の解説 大伴潔足 おおともの-きよたり 716-792 奈良時代の公卿(くぎょう)。霊亀(れいき)2年生まれ。大伴兄麻呂の子。天平勝宝(てんぴょうしょうほう)年間に越前(えちぜん)(福井県)の国司として東大寺の寺田の選定にたずさわる。播磨守(はりまのかみ),美濃(みのの)守などをへて,宝亀(ほうき)11年以降は近衛中将など武官も歴任。延暦(えんりゃく)9年参議,兵部卿(ひょうぶきょう)となった。延暦11年10月2日死去。77歳。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例