日本歴史地名大系 「大円寺山遺跡」の解説 大円寺山遺跡だいえんじやまいせき 山口県:岩国市錦見村大円寺山遺跡[現在地名]岩国市錦見二丁目錦(にしき)川が海に注ぐ河口の左岸に、岩国山から派生した標高四〇メートルほどの大円寺山とよぶ小丘があり、遺跡はその南端部にあったが、宅地の造成によってほとんど壊滅している。錦川の下流域には浸食谷が発達し、沖積低地が少ないことから、古くは好ましい生活舞台ではなかったようで、原始時代の遺跡は少なく、おもなものとして北隣の錦見(にしみ)遺跡や北河内(きたこうち)遺跡があるにすぎない。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by