大別山脈(読み)タイベツサンミャク

デジタル大辞泉 「大別山脈」の意味・読み・例文・類語

たいべつ‐さんみゃく【大別山脈】

中国東部の河南湖北安徽あんき各省境にある山脈淮河わいが揚子江との分水嶺をなす。ターピエ山脈。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「大別山脈」の意味・読み・例文・類語

たいべつ‐さんみゃく【大別山脈】

  1. 中国東部、河南・湖北・安徽各省の境を北西から南東に走る丘陵性山脈。揚子江と淮河の分水嶺。ターピエ山脈。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「大別山脈」の意味・わかりやすい解説

大別山脈
だいべつさんみゃく / ターピエシャン

中国東部、河南、湖北、安徽(あんき)各省の省境を北西から南東に走る山脈。陝西(せんせい)省南部の東西走向をもつ秦嶺(しんれい)山脈の東支脈で、西は桐柏(とうはく)山脈、東は霍(かく)山と接する。平均標高1000メートル、東部の湖北、安徽両省との省境付近がもっとも高く、主峰は天堂寨(てんどうさい)(1729メートル)。北の淮河(わいが)水系と南の揚子江(ようすこう)系との分水嶺(ぶんすいれい)をなす。また、北からの寒波の侵入を防ぎ、南と北の地域では年平均二度の温度差がある。

[駒井正一]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「大別山脈」の意味・わかりやすい解説

大別山脈【だいべつさんみゃく】

中国中部,淮(わい)河と長江の間の山脈。両河の分水山脈をなし,湖北省と河南・安徽両省の境界を北西〜南東に走る。平均標高は1000m前後。最高峰は天堂寨(1729m)。
→関連項目華北平原

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android