大動脈弁狭窄(読み)だいどうみゃくべんきょうさくしょう(その他表記)Aortic Valvar Stenosis(AS)

家庭医学館 「大動脈弁狭窄」の解説

だいどうみゃくべんきょうさくしょう【大動脈弁狭窄(症) Aortic Valvar Stenosis(AS)】

[どんな病気か]
 左心室(さしんしつ)の出口にある大動脈弁の狭窄です。
 新生児期に多呼吸、努力呼吸哺乳(ほにゅう)困難などがあれば、カテーテルによる大動脈弁形成術が行なわれることがあります。最近は、肺動脈弁を大動脈弁に入れ替えるロス手術(先天性心疾患とはの「外科的治療」のⅢ 自己組織を用いた治療)が、乳児期から行なわれることもあります。
 人工弁に取り替える弁置換術(べんちかんじゅつ)は、手術後、抗凝固薬治療や人工弁の大きさの問題もあるため、症状が許す範囲で、実施時期をできるだけ遅くする傾向にあります。

出典 小学館家庭医学館について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む