最新 地学事典 「大同植物群」の解説
テドンしょくぶつぐん
大同植物群
Taedong flora
韓国西部の大同累層群の峨眉山(Amisan)層などから産出する化石植物群。当初ジュラ紀とされたが,ペルム紀の遺存群であるトクサ類のSphenophyllumなどを含み,動物も加えた生層序は三畳紀を示す。シダ植物ではトクサ類,シダ類のヤブレガサウラボシ類が多様である。裸子植物には,ソテツ類,多様なイチョウ類,球果類に加えて,シダ種子類・ベネチテス類などの絶滅群がある。当時の東南アジア~沿海州付近を含む植物地理区を特徴づけるとされる。
執筆者:西田 治文
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

