大和文(読み)ヤマトブミ

デジタル大辞泉 「大和文」の意味・読み・例文・類語

やまと‐ぶみ【大和文】

日本語で書かれた文。和文
日本書紀」の異称。〈運歩色葉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「大和文」の意味・読み・例文・類語

やまと‐ぶみ【大和文】

[1] 〘名〙
① 日本語で書かれた文章。和文。日本文国文
※別れ霜(1892)〈樋口一葉〉一「伊勢源氏のなつかしきやまと文(ブミ)明暮文机のほとりを放さず」
② 日本語で書かれた書籍和書国書
[2] 「日本書紀」の別称
※春のみやまぢ(1280)「武内大臣追ひきて、ここにて行き遭ひて撃ちたりしより逢坂とは申由、やまとぶみには見えたり」

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