大塚因碩(読み)おおつか いんせき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大塚因碩」の解説

大塚因碩 おおつか-いんせき

1831-1904 江戸後期-明治時代の囲碁棋士。
天保(てんぽう)2年生まれ。井上幻庵(11世井上因碩)の門人。弘化(こうか)4年3段。若いころ「鬼亀」の異名をとる。大阪に定住し,明治24年関西碁壇に推され14世井上因碩を名のる。晩年関西囲碁倶楽部(クラブ)を設立。8段。弟子田淵因碩,恵下田(えげた)因碩ら。明治37年3月死去。74歳。相模(さがみ)(神奈川県)出身本名は亀太郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android