精選版 日本国語大辞典 「大夫座」の意味・読み・例文・類語 たゆう‐ざタイフ‥【大夫座】 〘 名詞 〙 歌舞伎舞台で、浄瑠璃の出語りの時、大夫連中が居並ぶために設ける座。山台。古くは歌舞伎舞台の臆病口(おくびょうぐち)の前方にあたる部分の名称。大夫がこの位置で出語りをしたところからいう。[初出の実例]「一面に山組。〈略〉真中に太夫座よろしく」(出典:歌舞伎・御摂勧進帳(1773)四立) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例