大峯庄(読み)おおみねのしよう

日本歴史地名大系 「大峯庄」の解説

大峯庄
おおみねのしよう

現美祢市大嶺おおみね町一帯を荘域としたと思われる石清水いわしみず八幡宮(現京都府八幡市)領の荘園。大岑・大美禰とも記される。

正確な立荘年代は不明だが、荘名は天仁元年(一一〇八)一二月三〇日の石清水八幡宮寺宿院極楽ごくらく寺に下した官宣旨(石清水文書)の中に「長門国大岑庄」とみえ、平安末期にはすでに石清水八幡宮の所領であったことが知られる。元暦二年(一一八五)正月九日の源頼朝下文案(石清水文書)によれば、平家追討のため西国に下った関東武士らが諸国の石清水八幡宮領の年貢を抑留し、兵糧米を課すなどの狼藉を行ったことに対し、その停止を命じた中に「長門国大美禰庄」がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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