大峰山寺(読み)オオミネサンジ

デジタル大辞泉 「大峰山寺」の意味・読み・例文・類語

おおみねさん‐じ〔おほみねさん‐〕【大峰山寺】

奈良県吉野郡天川村にある寺院。のちに修験道開祖となったえん行者ぎょうじゃ修行をし、開いたとされる霊場本堂は江戸時代の元禄4年(1691)に再建されたもので、国の重要文化財。蔵王権現像を祭る。大峰山の中心、山上ヶ岳山頂にあり、吉野山にある金峰山寺きんぷせんじの本堂を「山下さんげ蔵王堂」と呼ぶのに対し、「山上の蔵王堂」と呼ばれる。平成16年(2004)「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として世界遺産(文化遺産)に登録された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android