日本歴史地名大系 「大峰炭鉱」の解説
大峰炭鉱
おおみねたんこう
現在の川崎町川崎、
当鉱は明治二六年(一八九三)川崎村において頭山満が鉱区の許可を得たことに始まる。その後、浅野総一郎・藤田伝三郎を経て同二七年に原六郎の名義となり、同三一年までに川崎村川崎ほかにおいて、大任炭鉱(特許二三六四号、鉱区坪数七四万五千七三九坪)の名称で稼行するようになった。原は同三二年までに特許九六九号鉱区を藤田組から譲り受け、第一坑・第二坑の開削に着手。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報