大島石(読み)おおしまいし

世界大百科事典 第2版の解説

おおしまいし【大島石】

愛媛県今治市の北,来島(くるしま)海峡を隔てた愛媛県越智郡大島に産する花コウ岩の石材名。比較的細粒で長石が淡青色を帯びているので,やや青っぽく見える。土木建築用にも使われるが,特に墓石材として名高く,関西では庵治(あじ)石に次ぐ高級材として扱われている。【矢橋 謙一郎】

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世界大百科事典内の大島石の言及

【大島】より

…かつては能島(のしま)とよばれ,室町時代には村上水軍の根拠地となった。東の宮窪町はかんきつ類の栽培や漁業が盛んで,北部の余所国(よそくに)を中心に良質の大島石(花コウ岩)の産出,海運や杜氏(とうじ)としての出稼ぎで知られる。西の吉海町はかんきつ類のほか,米,野菜栽培,漁業,造船がみられ,南西部にある下田水(しただみ)は今治市への玄関港である。…

※「大島石」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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