大徳寺唐門(読み)だいとくじからもん

山川 日本史小辞典 改訂新版 「大徳寺唐門」の解説

大徳寺 唐門
だいとくじからもん

桃山時代を代表する門の一つ。聚楽第(じゅらくてい)あるいは伏見城からの移建との説があるが,創建年とともに詳細は不明。1間1戸の四脚(よつあし)門。頭貫以上には麒麟(きりん),滝に鯉などの彫刻を多用する。装飾的な金具も多い。もとは彫刻に極彩色が施されていたが,現在はほとんどはげ落ちている。国宝

出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報

旺文社日本史事典 三訂版 「大徳寺唐門」の解説

大徳寺唐門
だいとくじからもん

京都大徳寺にある安土・桃山時代の唐門で,聚楽第の遺構として伝えられるが,確証はない。

出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android