大房(読み)おおぶさ

精選版 日本国語大辞典 「大房」の意味・読み・例文・類語

おお‐ぶさおほ‥【大房・大総】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 多くの糸を束ね、その先端を大きく散らして垂らしたもの。大きなふさ
    1. [初出の実例]「大ぶさのはさみ箱、まきゑの長刀(なぎなた)」(出典浄瑠璃・曾我五人兄弟(1699頃)二)
  3. (しりがい)、鞅(むながい)面繋(おもがい)などの馬具に大きく垂らしたふさ。厚総(あつぶさ)
    1. [初出の実例]「あつ総大ふさなど云ふ名目古よりあり」(出典:随筆・貞丈雑記(1784頃)一三)
  4. 房楊枝(ふさようじ)の大きなもの。
    1. [初出の実例]「身仕廻(みじまひ)部屋で大房の毛もむしり」(出典:雑俳・柳多留‐九七(1828))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む