デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大方元恢」の解説 大方元恢 たいほう-げんかい ?-1368 南北朝時代の僧。臨済(りんざい)宗。筑前(ちくぜん)(福岡県)円覚寺の秀山元中に師事してその法をつぎ,のち鎌倉建長寺の嵩山居中(すうざん-こちゅう)に師事。懐良(かねよし)親王と菊池武光の帰依(きえ)をえて肥後(熊本県)に正観(しょうかん)寺をひらいた。応安元=正平(しょうへい)23年6月9日死去。肥後出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例