大村純顕(読み)おおむら すみあき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大村純顕」の解説

大村純顕 おおむら-すみあき

1822-1882 江戸時代後期の大名
文政5年11月4日生まれ。大村純昌(すみよし)の4男。天保(てんぽう)7年肥前大村藩(長崎県)藩主大村家11代となる。天保の改革にとりくみ,禄制改革や流通統制策をうちだした。藩校五教(ごこう)館に広瀬淡窓(たんそう)らをまねき文武を奨励した。弘化(こうか)4年病気により隠居。明治15年4月2日死去。61歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android