共同通信ニュース用語解説 「大枠合意」の解説
大枠合意
決着していない細かな課題は残っているが、輸入品への関税撤廃・削減やルールといった重要分野で妥結した状態を示す。明確な定義はない。環太平洋連携協定(TPP)では全分野で妥結し、条文の精査など技術的な作業を残す状態だったため「大筋合意」と表現した。しかし、日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)交渉では紛争解決手続きなど一部の決着を先送りする一方、合意という成果をアピールするため、TPPとは違う言葉を使った。
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