大津古墳群(読み)おおつこふんぐん

日本歴史地名大系 「大津古墳群」の解説

大津古墳群
おおつこふんぐん

[現在地名]島田市野田 落合

大井川の氾濫原に向かって北から流れ込む大津谷おおつや川の中・下流域分布し、未調査のものが多いが推定約四〇基以上からなる古墳群。在地色の強い古墳群である。初期古墳として城山じようやま古墳・鳥羽美とりばみ古墳が発見されている。城山古墳は台状墓的な墳丘で、南北方向の舌状丘陵の尾根筋を上下溝で区切り、東西斜面は削り落し、旧表土を整地したあと、長さ約五・七メートルの割竹形木棺を安置し、一―一・二メートル盛土している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む