大津山信時(読み)おおつやま のぶとき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大津山信時」の解説

大津山信時 おおつやま-のぶとき

?-1821 江戸時代後期の剣術家。
豊前(ぶぜん)小倉藩(福岡県)藩士。以心流を三井知卿(ともあき)に,無眼流を木村景隆にまなぶ。筑後(ちくご)久留米(くるめ)藩に客分としていたとき渡辺から大津山に改姓。のち小倉にもどり,新以心流をおこして藩の師範をつとめた。門下青柳真武(さねたけ)がいる。文政4年4月2日(一説に文政10年)死去。号は有眼斎,方円斎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android