デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大田稲香」の解説 大田稲香 おおた-とうこう 1811*-1866 江戸時代後期の儒者。文化7年12月14日生まれ。広瀬淡窓に師事し,文政13年長崎で砲術をおさめる。天保(てんぽう)12年高島秋帆にしたがって江戸にいき,砲術演習に参加。同年長門(ながと)(山口県)萩(はぎ)藩執政毛利筑前(ちくぜん)にまねかれ,郷校学文堂を創設し教授となる。慶応2年8月6日死去。57歳。周防(すおう)(山口県)出身。名は穀。字(あざな)は有年。通称は梁平。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例