大石りく(読み)おおいし りく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大石りく」の解説

大石りく おおいし-りく

1669-1736 江戸時代前期,大石良雄の妻。
寛文9年生まれ。貞享(じょうきょう)4年結婚。元禄(げんろく)15年赤穂浪士の吉良(きら)邸討ち入りに先だって離縁され,但馬(たじま)(兵庫県)の生家にかえった。正徳(しょうとく)3年3男吉恭が安芸(あき)広島藩主浅野家にめしかかえられ,広島にうつった。元文元年11月19日死去。68歳。本姓は石束。名は理玖ともかく。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android