大竜遺跡(読み)だいりゆういせき

日本歴史地名大系 「大竜遺跡」の解説

大竜遺跡
だいりゆういせき

[現在地名]鹿児島市大竜町

稲荷いなり川右岸、上町かんまち台地とよばれる低台地のほぼ中央、標高約一〇メートルに立地。縄文時代前期から晩期、古墳時代、近世以降の複合遺跡で、昭和五二年(一九七七)から発掘調査が行われている。遺構は縄文時代後期の炉跡や甕棺、古墳時代の住居跡など多数が確認されている。当地には一六世紀中葉から一七世紀初頭には島津氏の居城うち城があり、慶長一六年(一六一一)には大竜寺が建てられ、明治二年(一八六九)まで存続した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...

熊の用語解説を読む