大芹(読み)おおぜり

精選版 日本国語大辞典 「大芹」の意味・読み・例文・類語

おお‐ぜりおほ‥【大芹】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 植物とうき(当帰)」の異名
    1. [初出の実例]「於保世利(オホセリ)は 国の禁物(さたもの) 小芹こそ ゆでても旨(むま)し」(出典催馬楽(7C後‐8C)大芹)
  3. 植物「どくぜり(毒芹)」の異名。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕
  4. 植物「うまのあしがた(馬足形)」の異名。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕
  5. 植物「きつねのぼたん(狐牡丹)」の異名。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「大芹」の解説

大芹 (オオゼリ)

植物。キンポウゲ科の越年有毒草,薬用植物キツネノボタン別称

大芹 (オオゼリ)

植物。キンポウゲ科の多年草,薬用植物。ウマノアシガタの別称

大芹 (オオゼリ)

植物。セリ科の抽水性多年草,薬用植物。ドクゼリの別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android