毒芹(読み)ドクゼリ

デジタル大辞泉 「毒芹」の意味・読み・例文・類語

どく‐ぜり【毒×芹】

セリ科多年草。沼や小川に生え、高さ90センチにもなり、有毒。地下茎は太く、緑色で節があり、茎は中空。葉は羽状複葉。夏、多数の白い小花を散形につける。地下茎は万年竹延命竹などといい盆栽にする。おおぜり。

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精選版 日本国語大辞典 「毒芹」の意味・読み・例文・類語

どく‐ぜり【毒芹】

  1. 〘 名詞 〙 セリ科の多年草。北海道、本州九州湿地に生える。高さ約一メートル。早春、地下茎が肥大して筍状となる。葉は二~三回羽状複葉、後羽片は長さ約五センチメートル、幅約一・五センチメートル。六~八月総苞のない散形花序を作り、約二〇個の花序の枝ごとに一〇個内外の白い小花をつける。激毒成分を含み、食べると死ぬことがある。地下茎は万年竹・延命竹などといい盆栽にする。漢名、野芹菜花。おおぜり。はなわらび。《 季語・春 》 〔日本植物名彙(1884)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「毒芹」の解説

毒芹 (ドクゼリ)

学名Cicuta virosa
植物。セリ科の抽水性多年草,薬用植物

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