大西浄雪(読み)おおにし じょうせつ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大西浄雪」の解説

大西浄雪 おおにし-じょうせつ

1777-1852 江戸時代後期の釜師
安永6年生まれ。9代大西浄元の長男。京都大西家10代。古名物の写しにたくみで,9代千宗左の好みの甑口(こしきぐち)平釜鶴首(つるくび)釜などをつくった。鑑定にもひいでた。嘉永(かえい)5年11月18日死去。76歳。名は長喬。通称は三右衛門,清右衛門。編著に「名物釜由緒聞伝控」「釜之図」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android