大角幸枝(読み)おおすみ ゆきえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大角幸枝」の解説

大角幸枝 おおすみ-ゆきえ

1945- 昭和後期-平成時代の金工家。
昭和20年12月4日生まれ。鹿島一谷,関谷四郎,桂盛行らに師事。昭和61年日本伝統工芸展奨励賞,翌年銀打出花器「風濤」で同展日本工芸会総裁賞。63年文化庁芸術家在外研修員としてイギリスに派遣された。平成3年MOA岡田茂吉賞。26年銀打出し花器「風韻」で日本伝統工芸展日本工芸会保持者賞。鍛金,布目象嵌などの技法をきわめ,波・流水・雲・風などを表現する。27年女性の金工家としてははじめて人間国宝に認定される。日本工芸会正会員,東京家政大学名誉教授。静岡県出身。東京芸大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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