大通公園(読み)オオドオリコウエン

デジタル大辞泉 「大通公園」の意味・読み・例文・類語

おおどおり‐こうえん〔おほどほりコウヱン〕【大通公園】

北海道札幌市の中心部東西に広がる公園さっぽろテレビ塔などがある。毎年2月には、さっぽろ雪まつりの会場にもなる。

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日本歴史地名大系 「大通公園」の解説

大通公園
おおどおりこうえん

中央区にある都市公園。大通の前身である後志通は、開拓使による札幌本府建設において、市街北半の官庁地区と南半の町家地区を分つ空閑地であった。おそらく江戸で堀や広小路・空閑地を火防地と位置付けたのと同様に、大通(後志通)も火防地の性格をもっていたものと思われる。北海道庁は明治二〇年代には大通を火防地(火防帯)と位置付けて建物の建設を許可せず、同三〇年代になると公園化がすすめられた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

事典 日本の地域遺産 「大通公園」の解説

大通公園

(北海道札幌市中央区大通西1~12)
北の造園遺産指定の地域遺産〔第2号〕。
1909(明治42)年大通公園は1871(明治4)年、北の官地と南の民地を分け隔てる幅58間の火防線として形成された。雪まつりの会場としても知られる

大通公園

(北海道札幌市中央区)
美しき日本―いちどは訪れたい日本の観光遺産」指定の地域遺産。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域遺産」事典 日本の地域遺産について 情報

事典・日本の観光資源 「大通公園」の解説

大通公園

(北海道札幌市中央区)
日本の都市公園100選」指定の観光名所。

出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報

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