日本歴史地名大系 「大野新村」の解説 大野新村おおのしんむら 富山県：氷見市大野新村[現在地名]氷見市大野・幸町（さいわいちよう）上庄（かみしよう）川中流南岸に位置し、東は鞍川（くらかわ）村、北は加納（かのう）村。すべて平坦な土地で水田が広がる。元和二年（一六一六）以前は下庄村と称した（「新村相立申付状」鎌仲家文書）。元和二年九月二三日加賀藩老臣の連名によって、上田（うわだ）村の百姓少八をして新開を許し、新村を立て諸役を免除している（「新村相立申付諸役免除帳」同文書）。 大野新村おおのしんむら 富山県：黒部市大野新村[現在地名]黒部市生地経新（いくじきようしん）東は中新（なかしん）村、北西は経生地新（きよういくじしん）村。昔、大野という所を新開し村ができたので村名とした（「新川郡村名由来」加越能文庫）。寛文一〇年（一六七〇）の村御印では草高二〇石、免三ツ四歩（三箇国高物成帳）。享保八年（一七二三）から天保九年（一八三八）まで六回の手上高があり、同一一年の草高三一石余（「高免帳」杉木家文書）。 大野新村おおのしんむら 兵庫県：加古川市旧加古郡地区大野新村[現在地名]加古川市加古川町美乃利（かこがわちようみのり）大野村の南に位置する。元禄郷帳に古くは大野村と肩書された大野新村がみえ、高二五二石余。天保郷帳では高三二三石余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
