大野窟古墳(読み)おおのいわやこふん

日本歴史地名大系 「大野窟古墳」の解説

大野窟古墳
おおのいわやこふん

[現在地名]竜北町大野 芝原

大野原おおのばる台地上にある直径約四一メートル・高さ約八メートルの円墳西南に開口する複室の横穴式石室をもつ。石室の全長一二・四メートル、奥室の高さ六・四八メートルで、九州屈指の巨石墳である。奥室の平面形は長方形で、断面形が持送り式の梯形をなし、奥壁に石棚があり、その下にくり抜きの家形石棺障壁をめぐらす二つの屍床がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む